ゼネコン倒産、南の島移住、宮崎帰郷、転職8回、メラノーマ(悪性黒色腫:10万人に1人のガン)闘病中、職場復帰、何度転んでも立ち上がる56歳のおとうさんです!死を覚悟してからは強くなった。みんなで楽しく生きよう!
 過去に書いたエッセイを少しずつ紹介していきます。

 第9章 【これから】



 七転び八起きといいますが、私の人生八転びになってしまいました。

 転び続けて気付いたことは、水戸黄門の主題歌はとてもイイナということです。人生楽ありゃ苦もあるさ、涙の後には虹も出る。後から来たのに追い越され、泣くのが嫌ならさあ歩け。歩いてゆくんだしっかりと、自分の道をふみしめて。

 苦あれば楽あり、楽あれば苦あり。これからも何度も転ぶことでしょう。そのたびに起き上がらなくてはなりません。動物は一度倒れれば死が待っています。人間だけに与えられたチャンスなのです。しかし人間も一人では生きていけません。助け合いがなければ人も一人で死んでいくのです。私は多くの人たちに支えてもらってやっとここまで生きてこられました。私も困っている人にはできるだけの気持ち、思いやり、誠意、助け、をこれから実践していこうと思っています。まず手始めは身近な妻へのやさしさだと痛感しております。

 ただし、思うは易く、行うは難し。妻には、毎朝、今日も私に優しくしてね、と声かけしてくれるように頼んでおります。私は忘れっぽいので繰り返し声かけしてくれないと朝には忘れているからです。

 忘れる、ということで思い出しました。これも入院中の病院で早朝に悟ったことですが、年齢と体力の復元力にかかる日数は比例しますが、年齢と心の回復力は反比例する。ということを新発見しました。筋肉痛は年をとると二日後・三日後に出てきますが、心の傷は年をとると次の日には治っています。30年ほど前に聴いた、中島みゆきさんの歌にありました。

  歳をとるのは素敵なことです、そうじゃないですか

  忘れっぽいのは素敵なことです、そうじゃないですか

  行ったり来たりの繰り返し

  心のはてまでついてくる

  忘れるよりほかないじゃありませんか

 たしかこんな詩だったと記憶していますが、最近になってようやく意味が理解できるようになりました。歳をとるほど苦が累積してきます。過去の記憶力が良すぎると過去に押しつぶされてしまい身動きできなくなって心の病にかかってしまうことでしょう。だから忘れていきましょう。そうすればまた前進していけるのではないでしょうか。どうせ未来にも苦労が山ほど待ち受けているのですから。

 


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【2012/06/12 12:18】 | 第9章 これから
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